
昔の型取りと今の光学スキャナーの違い|カンドーレ歯科
歯科の「型取り」は、ここ数年で大きく進化しました。
カンドーレ歯科でも導入している 光学スキャナー(デジタル印象) によって、従来よりも快適で精密な型取りが可能になっています。
今回は、
昔の型取り(歯型印象)と今の光学スキャナーの違い
を分かりやすくご紹介します。
■ 昔の型取り:歯型印象(シリコン・アルジネート)
昔は、トレーに材料を盛り、歯に押し当てて型を取る方法が一般的でした。
● 特徴
- 口いっぱいに材料が広がり 嘔吐反射が出やすい
- 固まるまで 数分間じっと待つ必要 がある
- 材料が変形しやすく、気泡・歪みが出ることも
- 石膏模型を一度作るため 精度に差が出ることがある
● メリット
- 保険診療で幅広く使える
- 構造がシンプルで対応範囲が広い
■ 今の型取り:光学スキャナー(デジタル印象)
カンドーレ歯科でも採用しているデジタル印象は、小型カメラで歯をスキャンし、3Dデータとして読み取る方法です。
● 特徴
- 材料を使わないため 苦しさ・不快感がほぼゼロ
- 撮影は 数十秒〜数分で完了
- その場で3Dモデルを確認でき、微調整や取り直しも簡単
- 誤差や変形がなく、セラミック治療で特に高い精度を発揮
- データで技工所へ送信 → 補綴物が早く・正確に仕上がる
● メリット
- 快適でストレスが少ない
- 精度が高く、ぴったりした詰め物・被せ物が作れる
- デジタル化で作業がスムーズ
- 一部分だけの再スキャンもOK
■ 昔と今はここが違う(比較表)
| 項目 | 昔の歯型印象 | 光学スキャナー |
|---|---|---|
| 快適さ | 材料で苦しい、嘔吐反射が出やすい | とても快適、ほぼ反射なし |
| 時間 | 固まるまで数分 | 数十秒〜数分で完了 |
| 精度 | 気泡・変形の誤差が出る | 高精度で再現性が高い |
| 作業 | 石膏模型が必要 | デジタルで即送信 |
| 取り直し | 最初からやり直し | 必要部分のみ再スキャン |
■ カンドーレ歯科での活用
カンドーレ歯科では、光学スキャナーを
- セラミック治療
- 詰め物・被せ物
- マウスピースや矯正の記録
などに活用し、より精密・スピーディ・快適な型取り を提供しています。
従来の方法もケースによって使い分けながら、患者さまに最適な治療をご提案しています。
■ まとめ
昔の型取りはどうしても不快感がありましたが、
今は光学スキャナーにより 「早い・楽・精度が高い」 型取りが実現しています。
型取りが苦手な方や、セラミック治療を検討されている方は、
ぜひお気軽にカンドーレ歯科へご相談ください。
カンドーレ歯科 国際センター駅徒歩1分

「気持ちによりそう治療」を何よりも大切にしています。
患者様一人ひとりが感じる「ズキズキ」「ジンジン」といった痛みの言葉に、まずはしっかり耳を傾け、その声の奥にある不安や要望を深く理解することを心がけています。どんな治療においても、「負担を少なく、コンパクトに、わかりやすく」をモットーに掲げ、「純白、純真」を意味する当院の名にふさわしい、誠実な歯科治療を名古屋および周辺地域の皆様にお約束します。