歯ぎしり・知覚過敏・ストレス・ブルーライトの関係とは?|カンドーレ歯科
「最近しみる」「寝ている間の歯ぎしりが増えた気がする」
そんな症状の裏には ストレス や ブルーライト(スマホ・PC画面の光)が関係していることがあります。
今回は、意外と知られていない
歯ぎしり → 知覚過敏 → ストレス → ブルーライト
のつながりについて分かりやすく解説します。
■ ストレスが歯ぎしりを引き起こす理由
ストレスが増えると、身体が無意識に緊張状態になり、特に睡眠中に
- 食いしばる
- ギリギリと歯をこする
といった“歯ぎしり(ブラキシズム)”が起きやすくなります。
仕事・育児の負担、人間関係、睡眠不足などは特に影響しやすいといわれています。
■ 歯ぎしりが知覚過敏を悪化させるしくみ
歯ぎしりの強い力は、歯や歯ぐきにさまざまなダメージを与えます。
● エナメル質の摩耗
→ 象牙質が露出して「しみる」原因に
● 歯の根元が欠ける(くさび状欠損)
→ 歯ぎしり特有の力が集中した結果起こる症状
● 歯ぐきの退縮
→ 神経に近い部分が露出し、知覚過敏が悪化
ストレスがある
→ 歯ぎしりが増える
→ その結果、知覚過敏の症状が強くなる
という流れが多いのです。
■ ブルーライトが歯ぎしりを悪化させる?
近年注目されているのが、ブルーライトと睡眠の質の関係です。
スマホ・PC・タブレットの光に含まれるブルーライトには、
脳を覚醒させる作用 があり、夜に浴びると
- 寝つきが悪くなる
- 浅い眠りが増える
- 体が緊張しやすくなる
といった影響が出ます。
その結果、
睡眠が浅くなる → 夜間の歯ぎしりが起こりやすくなる
という悪循環につながります。
■ ストレス・ブルーライト・歯ぎしりの悪循環
- スマホを長時間見てブルーライトを浴びる
- 脳が覚醒し、眠りが浅くなる
- 睡眠中に歯ぎしりが増える
- 歯がすり減り、知覚過敏が悪化
- 痛みや不快感によってさらにストレスが増加
- 再びスマホに頼りがちになり、また同じサイクルへ…
現代ならではの悪循環といえます。
■ カンドーレ歯科での対処法
● ナイトガード(マウスピース)
歯ぎしりの力を吸収し、歯や顎を守ります。保険適用可。
● 知覚過敏のコーティング処置
象牙質を保護し、しみる症状を緩和。
● くさび状欠損のレジン修復
欠けた部分を補い、刺激を遮断。
● 歯周ケア・噛み合わせの確認
歯ぐきの退縮や噛み合わせによる負担もチェックします。
■ 自分でできる予防法(ブルーライト・ストレス対策)
● ブルーライト編
- 寝る1時間前はスマホ・PCを控える
- ブルーライトカット眼鏡を使用
- スマホの“夜間モード(黄味のある光)”を活用
● ストレス・歯ぎしり編
- 日中「上下の歯を離す」習慣(TCH対策)
- 顎・首のストレッチ
- 深呼吸や軽い運動
- 寝る前のリラックスタイムを作る
■ まとめ
歯ぎしり・知覚過敏は、単に「歯の問題」ではなく、
ストレスやブルーライトによる睡眠への影響 が大きく関わっています。
「しみる」「朝起きると顎が疲れる」「歯ぎしりを指摘された」
そんな方は、早めにご相談ください。
カンドーレ歯科では、歯ぎしり対策から知覚過敏の治療までサポートいたします。
カンドーレ歯科 国際センター駅徒歩1分

「気持ちによりそう治療」を何よりも大切にしています。
患者様一人ひとりが感じる「ズキズキ」「ジンジン」といった痛みの言葉に、まずはしっかり耳を傾け、その声の奥にある不安や要望を深く理解することを心がけています。どんな治療においても、「負担を少なく、コンパクトに、わかりやすく」をモットーに掲げ、「純白、純真」を意味する当院の名にふさわしい、誠実な歯科治療を名古屋および周辺地域の皆様にお約束します。