マウスピース矯正の部分矯正とは?費用・期間・注意点を解説
- カンドーレ歯科
- 3 日前
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▶︎1. マウスピース矯正の部分矯正とは?
1.1 部分矯正の概要と特徴
マウスピース矯正と聞くと、上下すべての歯を動かすイメージを持つ方が多いかもしれません。 しかし、前歯や数本の歯だけを対象とする「部分矯正」という選択肢もあります。
部分矯正とは、主に前歯や目立つ部分だけをピンポイントで動かす矯正治療です。 治療範囲を最小限にとどめるため、費用や期間の負担が少なく、日常生活への影響も抑えられるのが大きな特徴です。
部分矯正と全体矯正の違い
比較項目 | 部分矯正 | 全体矯正 |
対象範囲 | 数本の前歯(上下いずれか) | 上下の全体的な歯並び |
費用 | 低め(約10万〜40万円) | 高め(約60万〜100万円以上) |
治療期間 | 約3ヶ月〜9ヶ月 | 1年半〜3年程度 |
適応範囲 | 軽度な歯列不正に限定 | 軽度〜重度まで広く対応 |
噛み合わせ改善 | 基本的には対象外 | しっかり対応可能 |
このように、部分矯正は「審美的な改善」を目的とするケースが多く、噛み合わせの治療には不向きです。
どんな特徴があるの?
部分矯正には次のような特徴があります。
前歯のすき間やねじれだけを治したい人に向いている
治療期間が短いため、イベント前の矯正にも対応しやすい
マウスピースは透明で目立たず、装着中も自然な見た目
通院回数も少なく、忙しい方にも続けやすい
「気になる部分だけを短期間で整えたい」そんな希望に応えられるのが部分矯正の魅力です。
1.2 部分矯正のメリットとデメリット
部分矯正は、気になる一部の歯だけを整える治療法です。そのため、手軽に始められる一方で、注意すべきポイントもあります。ここでは、部分矯正の「良い点」と「気をつけたい点」を分かりやすく解説します。
部分矯正の主なメリット
たとえば、こんなメリットがあります。
費用を抑えられる → 全体矯正と比べて治療範囲が少ないため、費用も半分以下に抑えられることが多いです。
短期間で完了できる → 数本の歯だけを動かすため、早ければ3ヶ月〜6ヶ月で完了します。
装置が目立たない → マウスピース矯正を選べば、透明で目立ちにくく、周囲に気づかれにくいです。
通院回数が少ない → 自宅での管理が中心なので、忙しい方にもぴったりです。
「すぐにでも前歯の見た目を整えたい」そんなとき、部分矯正は非常に効果的です。
部分矯正のデメリットと注意点
ただし、すべての方に当てはまるわけではありません。以下のようなデメリットもあります。
適応範囲が限られる → 軽度な症例のみが対象で、中度〜重度の歯列不正には向いていません。
噛み合わせの改善には不向き → 奥歯や上下の咬合関係まで整える必要がある場合は、全体矯正が必要です。
見た目は整っても機能が不十分なことも → 前歯だけ整えても、噛み合わせのズレが残る場合があります。
後戻りしやすい → 治療後の保定をしっかり行わないと、歯が元の位置に戻ってしまいます。
部分矯正は、「適した症例」と「丁寧なフォロー」がそろってこそ効果を発揮します。
▶︎2. 部分矯正が適しているケース
2.1 軽度の歯列不正
部分矯正がもっとも効果を発揮しやすいのが、軽度の歯列不正(歯並びの軽いズレ)です。具体的には、数本の前歯が少し傾いていたり、わずかなすき間が空いているような状態を指します。
適応しやすい歯並びの例
次のような歯並びの悩みには、部分矯正が向いています。
前歯1〜2本が軽くねじれている
前歯の間にすき間がある(正中離開)
歯が少し前に出ている(軽度の出っ歯)
歯がわずかに内側や外側に傾いている
このようなケースでは、全体を動かす必要がないため、部分矯正だけで十分な改善が見込めます。
特に、笑ったときに見える範囲だけ整えたいという希望がある場合、部分矯正は理にかなった治療法です。
よくある誤解と注意点
「歯のズレが少ないから部分矯正で大丈夫」と自己判断してしまうと、次のような失敗につながることもあります。
見た目は良くなったけど噛み合わせが悪化した → 上下のバランスが崩れないよう、専門の診断が不可欠です。
歯列の一部だけ整って全体の印象がアンバランスに → 見た目の美しさを求めるなら、全体のバランスも考える必要があります。
実は裏側に大きなズレが隠れていた → パッと見では軽度でも、奥歯や噛み合わせに問題がある場合も。
このようなリスクを防ぐためには、CTや3Dスキャンによる精密な検査が重要です。
2.2 矯正後の後戻り
過去に矯正治療を受けた方の中には、「きれいに整えたはずの歯が、また少しズレてきた…」と感じている方も多いのではないでしょうか。 このような矯正後の“後戻り”は、部分矯正で対応できるケースが多くあります。
なぜ後戻りが起きるのか?
矯正治療で歯並びを整えても、歯には元の位置に戻ろうとする力が働きます。特に、次のような原因が重なると、後戻りが起きやすくなります。
リテーナー(保定装置)をきちんと使わなかった
舌で前歯を押すクセがある
歯ぎしりや食いしばりが強い
成長や加齢による骨格の変化
特に前歯は後戻りしやすく、わずかなズレでも見た目に影響が出やすい部分です。
部分矯正での対応が有効な理由
後戻りは、以前の矯正である程度整っている状態からの“微調整”になります。そのため、すべての歯を再度動かす必要はなく、前歯数本だけの部分矯正で十分対応できるケースが多いのです。
以前の状態を覚えているため、治療計画が立てやすい
歯の移動量が少なく、治療期間も短縮しやすい
費用も抑えられ、通院回数も最小限に
「またあの長い矯正をやり直すのはイヤ…」という方でも始めやすいのがポイントです。
よくある後戻りの悩みと解決策
以下は、よくあるケースとその対処法です。
前歯に少しすき間ができてきた → 数本だけをマウスピースで調整することで短期間で修正可能です。
片方の歯だけがねじれてきた → 部分的なマウスピースでピンポイントに矯正できます。
全体的に見た目は整っているが、左右非対称が気になる → 微細な調整もシミュレーションで確認しながら対応できます。
このように、後戻りに気づいたら早めに相談することで、最小限の治療で済む可能性が高くなります。
2.3 補綴前の歯列調整
被せ物(クラウン)や差し歯、ブリッジなどの補綴治療を行う前に、部分矯正で歯並びを整えるという選択肢があります。これは、見た目と機能の両面から「仕上がりの質」を大きく高めるための重要な工程です。
なぜ補綴の前に矯正が必要なのか?
補綴治療では、人工物を装着する位置や角度が非常に重要です。しかし、歯が傾いていたり、スペースが狭すぎたりすると、理想的な位置に被せ物を装着できなくなることがあります。
その結果…
被せ物の形が不自然になる
清掃しにくく虫歯や歯周病のリスクが高まる
噛み合わせが不安定になってしまう
こうした問題を防ぐために、あらかじめ部分矯正で歯を正しい位置に動かしておくことで、より良い補綴治療が実現できます。
部分矯正で対応できる主なケース
補綴前に部分矯正が有効となる具体例は次の通りです。
前歯が斜めに倒れていて、被せ物が浮いて見える
奥歯の傾きでインプラントのスペースが確保できない
隣の歯がずれていて、ブリッジの適合が悪くなっている
このようなケースでは、1〜2本の歯をわずかに動かすだけでも大きな効果が得られます。
特にマウスピース矯正なら、補綴治療とのスケジュールも組みやすく、治療計画がスムーズに進みます。
▶︎3. 部分矯正の治療プロセス

3.1 初診とカウンセリング
部分矯正をスタートする前に、まず必要なのが初診とカウンセリングです。このステップでは、患者の悩みや希望をしっかり聞いた上で、実際に部分矯正が適しているかどうかを判断していきます。
初診カウンセリングの流れ
一般的な初診時には、以下のような内容を確認します。
現在の歯並びの悩みや矯正を希望する理由
過去の治療歴(矯正歴・補綴歴など)
上下の噛み合わせのバランス確認
日常生活や職業への影響(装置の見た目など)
部分矯正と全体矯正のどちらが適しているかの判断
この段階で、部分矯正の範囲で対応できる軽度の歯列不正なのか、それとも全体矯正が必要なのかをしっかり見極めることが大切です。
よくある失敗例と対策
「とにかく安く済ませたい」と自己判断してしまう → 見た目のズレだけで判断すると、後から噛み合わせの不具合が出ることも。必ず診断を受けましょう。
質問や不安を遠慮して伝えない → モヤモヤを残したまま治療が進むと、後悔につながることがあります。気になる点は遠慮せずに相談するのがポイント。
カウンセリングで複数の選択肢が提示されず、判断に迷う → 治療法にバリエーションがあるかどうかを確認し、自分に合った選択をできるか見極めましょう。
納得感を持って治療を始めるには、このカウンセリングの段階でしっかりコミュニケーションを取ることがカギです。
3.2 精密検査と治療計画の立案
初診カウンセリングのあとに進むのが、精密検査と治療計画の立案です。 このステップでは、歯の状態を立体的・客観的に把握し、部分矯正に適したプランを作成します。
主な検査内容
部分矯正であっても、全体のバランスを正確に把握することが重要です。以下のような検査を行います。
口腔内スキャン:歯型をデジタルデータで取得(印象材不要)
レントゲン撮影(パノラマ/セファロ):骨格や歯の根の状態を確認
口腔内・顔貌写真:治療前後の変化を比較しやすくする
噛み合わせのチェック:上下の接触関係や咀嚼時の動きの確認
こうした検査を通じて、どの歯をどの程度動かす必要があるのか、どのように動かすべきかを正確に計画します。
治療計画の立案とシミュレーション
検査結果をもとに、専門ソフトを使って歯の動きを3Dでシミュレーション。 この段階では、以下のような内容が明らかになります。
治療期間の目安(例:4ヶ月〜6ヶ月など)
マウスピースの枚数(1〜20枚など)
どの歯をどう動かすかのステップ
装着時間や注意点の説明
「治療後にどんな歯並びになるのか」が視覚的にわかるので、モチベーションも高まります。
よくある失敗例と対策
シミュレーション内容をしっかり確認せずにスタートしてしまう → 自分の希望通りになっているか、事前にチェックしておくのが安心です。
治療期間だけを重視して無理なスケジュールを立ててしまう → 早く終わらせようとすると、後戻りや失敗のリスクが高まります。
検査内容が不十分で正確な計画が立てられない → 設備が整っている医院かどうかを見極めることも大切です。
納得のいく結果を得るためには、正確な検査と丁寧な計画立案が欠かせません。
「何のために、どこをどう治すのか」が明確になることで、治療への信頼感もグッと高まります。
3.3 マウスピースの作製と装着
治療計画が確定すると、いよいよマウスピースの作製と装着に入ります。 ここからが、実際に歯を動かす矯正治療のスタートです。
マウスピースの作製工程
部分矯正でも、マウスピースは一人ひとりの歯並びに合わせた完全オーダーメイド。 作製の流れは以下のようになります。
治療計画に基づき、歯の動き方を段階的にシミュレーション
各段階ごとの歯並びに合わせて、複数枚のマウスピース(アライナー)を設計
数週間後、完成したマウスピースが医院に届く
装着の方法・注意点を説明後、治療開始
1ステップにつき1枚ずつマウスピースを交換しながら、少しずつ歯を動かしていきます。
治療の初期段階では、1〜2週間ごとに新しいマウスピースへ交換するのが一般的です。
装着の基本ルール
1日20〜22時間以上の装着が必要
食事と歯磨きの時以外は常に装着
外した後は専用ケースに入れて保管
毎日洗浄して衛生的に保つことが重要
透明で目立たない装置だからこそ、自己管理がしっかり求められます。
よくある失敗例とその対策
装着時間が短く、計画通りに歯が動かない → 予定より遅れてしまい、追加のマウスピースが必要になることも。
外したマウスピースを紛失してしまう → 外食時や外出先でティッシュに包んで置き忘れるケースが多いです。
無理に外そうとして破損 → 着脱時には、指先でゆっくり外すのがコツです。
これらのトラブルを避けるには、正しい使い方をしっかり教えてくれる歯科医院のサポートが不可欠です。
少しずつ歯並びが整っていく感覚を楽しみながら、前向きに取り組んでいきましょう。
3.4 定期的なチェックと調整
マウスピース矯正は「自分で進められる治療法」と言われることが多いですが、定期的な通院によるチェックと調整は欠かせません。
特に部分矯正では、治療の進行が早いため、小さなズレを見逃さないためにも定期的な確認が重要です。
通院頻度の目安
多くの場合、4〜6週間に1回のペースで通院します。 この頻度で、以下のようなチェックを行います。
歯が計画通りに動いているか
マウスピースのフィット感に問題はないか
噛み合わせや左右バランスに変化がないか
装着時間やケアが正しく行われているか
もし計画とズレがあれば、マウスピースの作り直しや、装着期間の延長などで対応します。
「自分では気づきにくい微妙なズレ」も、歯科医のチェックで早期に修正できます。
よくある通院時のトラブルと対策
「調子がいい」と思って自己判断で通院を先延ばし → 歯の動きが予定より早すぎたり遅れたりしていても、自分では分からないことがあります。
軽い違和感を伝えず放置して悪化 → 小さな痛みやズレも遠慮せず相談することが大切です。
マウスピースの破損や紛失を黙って進めてしまう → 装置が合わない原因となり、治療の遅延に繋がります。
こうした失敗を防ぐには、些細な変化でも早めに相談できる体制が整った歯科医院を選ぶことがポイントです。
▶︎4. 部分矯正の注意点とリスク
4.1 適用範囲の限界
部分矯正は手軽に始められる一方で、「誰にでも適しているわけではない」という点に注意が必要です。その最大の理由が、適用できる症例に限界があることです。
部分矯正に向かないケースとは?
以下のような症例では、部分矯正では対応しきれない可能性が高いです。
噛み合わせ全体に問題がある(開咬・過蓋咬合など)
顎の骨格そのものにズレがある
奥歯が傾いている、スペースが足りない
上下の歯がかみ合っていない(交叉咬合など)
こうした場合、前歯だけ整えても根本的な解決にはならず、見た目だけが改善されても噛みにくくなるリスクがあります。
「部分矯正=見た目の調整」には強いですが、「機能改善」には不向きです。
よくある誤解と失敗例
「前歯だけキレイになればいい」と思って始めた → 治療後、噛み合わせが悪くなって違和感や痛みが出ることも。
「全体矯正は高いから」と費用だけで判断 → 無理に部分矯正を選ぶと、結果的に再治療や後戻りのリスクが上がります。
医師に相談せずネットの情報だけで決断 → 自分の症例が本当に部分矯正で対応できるのか判断できません。
これらの失敗を防ぐには、精密な検査と専門的な診断が不可欠です。
「安い」「早い」といった言葉に飛びつく前に、「自分に合っているか?」を必ず確認しましょう。
4.2 噛み合わせへの影響
部分矯正は、前歯など目立つ部分を中心に治療するため、見た目の変化にフォーカスしやすい治療です。しかし、噛み合わせ(咬合)のバランスにまで配慮しないと、思わぬトラブルを招くことがあります。
なぜ噛み合わせに影響が出るのか?
歯は上下がぴったりと噛み合うことで、食べ物を効率よく噛み砕いたり、会話をスムーズに行ったりといった機能を果たしています。 部分矯正で一部の歯だけを動かすと、上下のバランスが崩れやすくなるのです。
以下のような影響が出ることがあります。
前歯だけが強く当たるようになり、奥歯の接触が弱くなる
上下の歯の位置がずれて、しっかり噛み切れなくなる
顎に余計な負担がかかり、顎関節の違和感や頭痛を感じる
「前歯はキレイになったのに、噛みにくくなった」そんなケースも実際に起こり得ます。
よくある失敗例とその対策
前歯を引っ込めすぎて下の歯に当たり始めた → 解決策:噛み合わせのシミュレーションを事前に行い、必要なら下の歯も調整する。
上下の中心がずれて顔のバランスが崩れた → 解決策:見た目だけでなく、咬合の中心も含めた設計が重要です。
奥歯が浮いてしまい、食べ物を噛みにくくなった → 解決策:部分矯正であっても、全体の咬合をモニタリングすることが必須です。
こうしたトラブルを避けるためには、噛み合わせに精通した歯科医師の診断と継続的なチェックが必要です。
4.3 治療後の保定期間

部分矯正が終わって歯並びが整ったとしても、治療は「そこで完了」ではありません。重要なのは、治療後の「保定(ほてい)」期間をしっかり守ることです。
なぜ保定が必要なのか?
矯正によって移動させた歯は、周囲の骨や歯茎にしっかり固定されるまでに時間がかかります。 そのため、放っておくと歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こります。
特に部分矯正の場合、
移動量が少ない分、油断してしまいがち
前歯だけの調整で、力のバランスが不安定
矯正期間が短く、保定期間も軽視されやすい
このような理由から、保定装置(リテーナー)の着用がとても大切になります。
リテーナーの種類と使い方
一般的に使われる保定装置には、以下のような種類があります。
タイプ | 特徴 | 使用期間の目安 |
取り外し式リテーナー | マウスピースのように装着 | 治療後6ヶ月〜1年(夜間中心) |
固定式リテーナー | 前歯の裏側にワイヤーを装着 | 数年間固定、違和感が少ない |
歯科医の判断で最適なタイプが選ばれますが、共通して大事なのは「毎日きちんと使い続けること」です。
よくある失敗と対策
リテーナーの装着を忘れがちになって後戻り → 毎晩のルーティンに組み込むと忘れにくくなります。
装置が合わなくなったのにそのまま使用 → 少しでも違和感があればすぐに相談を。放置はNGです。
リテーナーを紛失しても再作製せず放置 → 数日でも後戻りが進む可能性があります。早急に連絡を。
「見た目が整っても、安定させて初めて“成功”と言える」 この意識を持つことが、きれいな歯並びを長く保つ秘訣です。
▶︎5. カンドーレ歯科での部分矯正の特徴
5.1 無料相談とCT診断の提供
カンドーレ歯科では、部分矯正を検討している方に向けて、無料相談とCTによる精密な診断を実施しています。「矯正したいけど、どこまでやるべきか分からない…」そんな不安を抱えた方でも、納得して治療に踏み出せるようサポートしています。
初めての矯正でも安心の相談体制
初診の段階では、次のような内容をじっくりと話し合います。
自分の歯並びは部分矯正に適しているのか
どれくらいの費用・期間がかかるのか
日常生活への影響(痛み・見た目など)は?
他の治療法との違い・メリット・リスク
この相談では、患者一人ひとりの希望や生活スタイルを踏まえて、最適な選択肢を提案してくれます。無理な押しつけはなく、「一緒に考える」というスタンスが安心感につながります。
CTによる立体的な精密診断
さらに、無料相談に加えて歯科用CTを用いた立体的な診断も行っているのがカンドーレ歯科の強みです。
歯根や顎の骨の状態を細部まで把握
噛み合わせのバランスを3Dでチェック
部分矯正と全体矯正のどちらが適しているかを客観的に判断
「目で見える形で説明してくれる」ことにより、自分の歯の状態をしっかり理解でき、納得感のある治療を選ぶことができます。
5.2 高水準の感染対策と設備
歯科医院に通ううえで、今の時代に欠かせないのが「衛生管理」と「医療設備の質」です。カンドーレ歯科では、部分矯正を含むすべての治療において、安心して通える環境づくりに力を入れています。
徹底した感染対策で安心して通える
カンドーレ歯科では、院内すべてのエリアで高水準の感染対策を実施しています。
医療用空気清浄機の常時稼働
診療チェアごとの都度消毒
スタッフのマスク・手袋・フェイスシールド着用
滅菌済みの器具を個別パックで使用
完全予約制で待合室の密を防止
これらの取り組みによって、「いつ行っても清潔で安心」という患者の信頼をしっかり得ています。とくにマウスピース矯正のように長期で通院する治療では、この清潔感はとても重要です。
医療環境へのこだわりが、治療結果にも表れる
たとえば、何気ない通院のたびに、清潔な診療室と快適な待合室が迎えてくれると、自然とリラックスできます。 その環境の積み重ねが、「通い続けやすさ」や「相談のしやすさ」にもつながっています。
カンドーレ歯科の部分矯正が選ばれているのは、こうした見えない部分への配慮も理由のひとつです。
5.3 患者に寄り添った治療方針
カンドーレ歯科の大きな魅力のひとつが、患者一人ひとりの思いやライフスタイルに寄り添った治療方針です。 特に部分矯正は「軽く見られがち」な分、不安や迷いを抱えて来院される方も多いため、そうした方への丁寧な対応が重要になります。
一方的な提案ではなく「一緒に考える」姿勢
部分矯正を希望される患者の多くは、こうした悩みを抱えています。
「費用を抑えたいけど、本当に部分矯正で大丈夫?」
「期間はどれくらい?結婚式や就活に間に合う?」
「他院では断られたけど、自分の場合はどうなの?」
カンドーレ歯科では、これらの不安に対して、一方的に治療を押しつけるのではなく、「一緒に考えてくれる」スタンスを徹底しています。
その結果、「ここなら安心して任せられる」と感じる方が多く、納得した上で治療に踏み切ることができています。
個別のスケジュール・生活に合わせた治療設計
たとえば、仕事が忙しい方には通院回数を減らせるスケジュールを提案したり、 結婚式・転職など人生の大事なタイミングに合わせて治療計画を微調整したりと、柔軟な対応が可能です。
在宅勤務中に矯正を始めたい
就活の写真撮影に間に合わせたい
人前に出る仕事なので目立たせたくない
こうした希望にも、マウスピース矯正の特性を活かして対応してくれます。
「自分の生活に無理なく取り入れられる」それが、続けやすさにもつながっています。
治療後まで見据えたフォロー体制
矯正が終わったあとの保定や、後戻りを防ぐためのサポート体制も万全です。
リテーナーの使い方や管理方法の指導
違和感や不安が出たときの迅速な対応
定期チェックによる長期的なフォロー
「終わったあとも見守ってくれる安心感」があることで、部分矯正の成功率も高まります。
▶︎6. まとめ

「マウスピース矯正による部分矯正」は、前歯の軽いズレやすき間を短期間・低コストで整えたい方にとって、非常に魅力的な選択肢です。
費用は全体矯正の半分以下に抑えられることも
治療期間は3〜9ヶ月程度で完了しやすい
装置は透明で目立たず、生活への影響が少ない
このようなメリットがある一方で、
適応症例が限られている
噛み合わせへの影響が出る可能性がある
保定を怠ると後戻りしやすい
などのリスクもあるため、事前の診断と専門的な治療設計が不可欠です。
その点、カンドーレ歯科では
無料相談とCTによる精密診断
衛生的で安心して通える院内環境
患者一人ひとりの生活や希望に寄り添った治療方針
を整えており、初めての矯正でも安心して相談できます。
「見た目の印象を少し変えたい」「前歯だけきれいにしたい」 そんな希望を、無理なく、ムダなく叶えたいなら、マウスピースによる部分矯正はきっと力になってくれます。
まずは気軽に相談して、自分に合った治療の第一歩を踏み出してみてください。
▶︎矯正をもっと身近に。無料相談から始めてみませんか?
初診カウンセリングでは治療の流れや費用までしっかりご説明。無理なく続けられる治療方法をご案内します。
まずは「カンドーレ歯科」のホームページからお気軽にご予約ください。
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